屋根塗装の塗料について

屋根で使用される塗料の種類は大きく4種類あります。

外壁よりもダメージが大きいとされる屋根の塗料は、低コストで耐久性が低いものにすると後々、劣化が早くなり返って高くつく場合があります。

機能や耐久性をしっかり確認した上で選択しましょう。

アクリル系塗料

耐久性が低いため外壁でも最近では見かけない塗料で、外壁よりも劣化しやすいと言われている屋根の塗装ではほとんど使われない塗料です。

塗装業者でオススメすることはありませんが、塗料コストは最も安いです。

ウレタン系塗料

耐久性よりもコスト重視の塗料で、シリコン系の塗料が開発されるまでは最もシェアが高かった塗料です。

「通常より少しランクを下げて安くする」時などに選べる塗料で、コスト以外ではオススメする点はありません。

シリコン系塗料

現段階でもっともコストパフォーマンスが高く、費用対効果のバランスがとれている塗料です。

外壁でも使われていますが、屋根で使用する住宅の方が圧倒的に多いです。

そのため、様々な色が用意されているため、微妙の注文にも対応できる可能性が高いです。

フッ素系塗料

商業施設やビルなどで使用されるほど耐久性に優れている塗料です。さらに、光沢感もあるため光が当たった時にキレイに見えます。

また、防汚性にも優れているため、お手入れが難しい屋根に向いている塗料ですが、まだまだコストが高いのが現状です。

これからもう少しコストが下がれば、多くの住宅に使われだす塗料と言えます。